イベントスタッフなんて、聞こえは良いけれど
表舞台の華やかさとは対極にある、地味な仕事。
本当の醍醐味を知るまでは、
何十年も”下積み”が必要な仕事。
でも、meはショービジネスを天職だと思ってる。 


ある程度までは「代用可能な人材」
真面目に仕事をこなして「見込みがありそう」。


責任持たされて、やっと名前を覚えてもらえて
その後は、数珠つなぎでmeの番がめぐってくるのを待つ。


やりたいイベント、呼びたいアーティスト、
資金繰り、スポンサー探し、頭の中で企画書は何枚も何枚も
作り上げられているけれど、まずはmeの経験増やし。

 
いつまでかかるかわからない、meの土台つくり。 
このまま下働きで終わるのかもね。諦めないけどさ。



余禄? 
アルバイトの子を食べてる。美味しいよ。



有名大学のマスコミ研とかさ、
もう顔に野心が張り付いたようなギトギトした男の子たち。
劇団やりながら俳優になりたくて、
命削ってるって顔した若い子たち。
最近は顔に表情の無い子達もきてるね。
あれがニートってのかな?

 
みんな、かわいいよ。
不摂生でどす黒くなった顔を
「良い色に日焼けしてるんだね」とかさ。
運動不足でたるんだ肌だって「柔らかいね」って。

 
meはただの、中間管理職で、
何の権利も、自由も与えられていないのに
若さは簡単に誤解する。
見え透いた本当の欲求と、me自身の寒い現実。



でも寝れば、明日の活力になる。



肌は少しだけ赤みが差して、
子宮を衝かれりゃ女だってことを思い出す。
精液だって飲めばコラーゲンの代わりになるでしょ。


あの子たちがmeを利用したような気分になっている間に、
meは自分自身を少し上向きにさせるために、
本当に利用してるだけ。


ギブアンドテイク、ってヤツ?
何か悪いこと、してるかな?
meが癒された男の子でさ、一人イイコが居るわよ。
21歳、ルックスよし、声よし、性格よし、
ベッドじゃ犬みたいに従順。
青田買い、してみる?
 





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